国士舘大学同窓会の皆さまにおかれましては益々のご活躍のこととお慶び申し上げます。
平素より同窓会活動に格別のご理解とご協力を賜り厚く御礼申し上げます。
まず先に、今年1月1日16時過ぎに発生した能登半島地震、最大震度7により、能登地方および北陸の各地で甚大な被害が発生しました。200人を超える亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げますとともに、そのご家族や被災された方々に心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。皆さまの安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
さて、今年5月に開催しました「第50回総会」に来賓として国士舘大学佐藤圭一学長をお招きし、全国から多数の支部会長の出席の上、各議案を慎重にご審議いただき深く感謝申し上げます。特に役員の改選では会長に再選任され、引き続き四期目の重責を仰せつかりました。改めて大学と卒業生の懸け橋として同窓会の発展に精励いたす所存でありますので、何卒ご支援の程よろしくお願い申し上げます。
また、母校の国士舘に於きましては、3年後に迎える「創立110周年記念事業」、さらに今年2月に策定された「世田谷キャンパス再整備計画」は、時代の要請に応えるべく約10年におよぶ世田谷キャンパスの整備計画です。この計画は世田谷キャンパスの既存の建物5棟が既に竣工して50年を経過していることから建て替えを中心に検討され、学問の発展に対応した教育研究環境の整備とともに、学生を中心とした安心で快適な学修環境の実現を目指しています。整備にあたって本学の歴史的空間、建物では国登録有形文化財「国士舘大講堂」の保全等、「過去・現在・未来」にわたる一貫した国士舘の理念を継承し、次世代をリードする拠点を基本構想にしています。同窓会はこれら「創立110周年記念事業」及び「世田谷キャンパス再整備計画」の実現にできる限り協力したいと思いますので、どうか皆さまのご支援の程よろしくお願いいたします。
さらに、来年度同窓会は設立50周年の節目を迎えます。これを機に同窓会は原点に戻り「母校」、「在学生」、「卒業生」に重点を置き、皆さまと心を一つにして真摯な同窓会活動を進め、次の若い世代に繋いでいきたいと思っております。
最後になりますが、皆さまの益々のご健勝を心からお祈りするとともに、同窓会活動への変わらぬご理解とご協力を重ねてお願い申し上げ、「国士舘大学同窓会通信第12号」の発行の挨拶とさせていただきます。
(令和6年11月15日発行分より)